恋愛に返報性の心理学を♪

恋愛に返報性の心理学を使う♪

心理学には「心理的報酬」という考え方があります。

これは、いつもお願いを聞いてもらっている相手に対しては、なんとなく借りがあるような感覚になることです。

いつも一方的にお願いをしている相手に生じる気持ちです。

そして、その受けている恩を返したくなる心理を返報性の心理といいます。

このの心理は、仮を返して、感情のバランスを取ろうとする心理です。

相手に負担を掛けている状況を、相手が喜ぶ形で何かをして返したくなる気持ちです。

これを恋愛心理学に応用してみます。

相手に好意を示すということは、相手は「好意」を受けている状態です。

好意を受ければ好意を返したくなると考えられます。

非常に単純な発想のように思われますが、好意を受ける感情にも返報性の心理は働くのです。

相手の方に恋人がいなければ、『好きになってくれる人を、自分も好きにする』という心理が強く働きます。

これは、好意感情のバランスを取ろうとする心理的な働きとも言われます。

好意感情のギブアンドテイクです。

あなたが気になる相手に恋人がいないのなら、あなたの気持ちを伝えるべきです。

あなたの好意を示すことで、恋愛に発展する可能性は、好意の返報性から非常に高いと言えます。

自分が異性から好かれていることが分かると、不思議なことですが、その異性を無視できなくなり、自然と意識するようになります。

そして、相手を気に掛けているうちに、自分も好きになってしまうのです。

返報性の心理は、恋愛だけでなく、人間関係の様々な心理にも影響しています。

ビジネスの現場でも、まずは相手に好感を抱くことで、相手との信頼関係を培いましょう。

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